お湿りが不足かSadEmbarrassedHappy

今年の夏は猛暑を超えて酷暑という表現も目立った。酷暑は全国的としても、関東地方はそれに加え、雨の日が少なかった。ジリジリと照りつける夏の太陽は地面をパサパサ、カサカサに乾燥させた。畑の作物にも影響が出た。


秋になってもその影響は続いた。咲くべき時に咲かなかった彼岸花のニュースを見た。開花がずれた様子だ。だが咲いてくれたのなら羨ましい話だ。我が家の白い彼岸花は咲かないままに終わった。彼岸花は花が散った後に緑の葉を出す。今年はあの美しい白い花を見る事がないまま、今はこの葉を愛でている。


どんぐりにも影響が出た。クマが山から里に下りてきて、人間が右往左往し、地元の猟銃会によって射殺されたという痛ましいニュースも報道されている。この夏の酷暑や雨量不足で森のドングリがあまり実らなかったということだ。本当は、日本の森林管理の問題とクマの問題という重大な側面があるのだが、ここでは省略させてもらう。

我が家の敷地内のドングリにもその傾向が見られた。敷地内には2種類のドングリがある。右側の大きなサイズと左の小さいサイズ。大きい方にはあまり変化は見られない気がするが、小さい方は色づかないままに落ちてきたり、あるいは、外側の皮?で覆われたままで落ちているものもある。未熟なままで落ちたドングリの話はニュースでも報道されていたので、なんだかとても身近な問題として感じた。

夫と私が越してくる何十年、あるいは何百年?も前から存在していた森の木々。ドングリの木ももちろん我々の大先輩。越してから植えた新参者の植物とは違い、地下深くに根を張った太い幹のドングリの木が暑さと水不足に悲鳴を上げたということに驚いた。だが、未熟なまま落下した実を見るにつけ、その悲鳴が聞こえるようで、なんだかこちらまで辛くなる。あの大木にハグをしても解決するわけではないが、「今年は大変だったね。本当にお疲れさま」と言って慰めたいと真剣に思った。来年は森に必要なお湿りがありますように、と祈る気持ちになる。



秋も深まってきた今、雑木林が色づき始めた。正面の赤っぽい色は山桜。桜の葉の紅葉は美しい。春のお花見後はあまり話題にされない桜、というのが一般的な気がする。だが、春の開花と同様に、桜の紅葉もワクワクタイムとなる我が家である(^^).。