どう良くするのかHappySadHappy



小さな頃から 穴ぐら暮らし
闇をさまよいながら大きくなった
生れた家にも明かりはなかった
なんでこの世に生まれたのか
母さんはなんで僕を生んだのか
おなかは毎日減るけれど
食べる物などありゃしない
しかたがないから歌ってる

モンゴルの首都ウランバートルで
「マンホールチルドレン」たちに歌い継がれている唄。1998年から10年に渡ってチルドレンを追い続けたドキュメンタリー番組。途中からの視聴だったが、私の目は画面に釘付けとなった。

冷戦構造崩壊によりモンゴルは社会主義から資本主義へ。”西側”への移行は混乱を招いた。教育も食料も平等に与えられた時代から自由経済市場へ。それは弱肉強食の世界。脇が甘い者はすぐさまはじき飛ばされる。多くの貧困層がこうしてうまれた。上からの管理ではなく、市場経済は自己管理が全て。”不慣れな世界”に家庭も混乱し崩壊の一途をたどる。酒に溺れる親、一家離散、虐待する親、そして逃げ出す子供達。貧しさ故に小さい子供を都会へ働きに出す親。こうして首都に集まってきた子供達。まともな仕事など、もちろんない。

冬はマイナス40度にもなるウランバートル。各家庭につながるスチーム暖房パイプが地下に張り巡らされている。子供達の冬の住処は自然にマンホールの中へ。暗く、臭く、不衛生。日中は地上に出てゴミをあさり、みんなで分け合って食べる。

主な登場人物は3人。男の子は、ボルトとダシャ。女の子はオユナ。13歳、14歳から23歳、24歳までの彼らを綴った番組。無法地帯ともいえる厳しい環境下で生きる彼ら。そこに恋愛、裏切り、嫉妬、暴力、親子断絶など、喜怒哀楽の全てが凝縮されている。

今日のブログのコンクルージョンは何だったのか。経済不況、就職難、自殺者増。雇用拡大策よりも互いの重箱の隅をつつき合うことに余念のない政治家たち。こんな日本の惨状。だが、ウランバートルのマンホールチルドレンを見よ、と言いたかったのか。ま、それは事実だ。だが「もっと大変な人たちがいる」的な言い回しは陳腐だ。何故なら、「大変である」は主観的に過ぎない。番組で彼らの暮らしぶりを見て、「日本で生まれてよかった」とほっと胸を撫で下ろすほどに慄然とさせられた私ではあるが、彼ら自身は皆とても幸せそうなのだ。

太平洋戦争後、戦中もだろうが、貧しい日本は混乱の時代だった。町には「乞食」が溢れ、捨て子がうろついていたという。シラミまみれ、泥で薄汚れたボロ布をまとったような物乞いの子供達。たった70年ほど前の話だ。「変革の時」とは、このように必ず犠牲が伴うものなのか。アジアだけではない。西洋もアフリカも皆そうだ。国は変わってもそれは常のようである。通らなければならない「道」なのだろうか。それとも、富を分配することよりも自分の利益を最優先させる人たちがいて、それが犠牲の阻止を阻んでいるのか。

”豊か”ながらも迷走を続ける日本。だが、マンホールチルドレンのような状況になってはいけない。さすがにそうはならないと思う人は多いだろうが、では、今後はどうなっていくのだろうか。

2011年、どう良い年にできるだろうか、どんなカタチが良いと言えるのだろうか。

2011年、私自身にも問いかけなくてはならない。どんな「事」をすべきなのだろうか。すべきではない「事」とは果たして何だろうか。したい「事」は何だろうか。したくない「事」は、私にとっては何だろうか。思いはない交ぜとなり、「事」の輪郭がはっきりと見えなくなってくる。

だが自明のことはある。それは充実した1年だったと言えるようにしていきたいという「事」。これだけは確かだ。

2011年も「なんだかんだブログ」をよろしくお願いします。

信じる心、訴える目HappyWinkingLaugh

今年出会った犬たち。iPhotoライブラリーをチェックしたら、今年撮影した「よそ様ワン子」はスーパーの駐車場の場合が多かった。


家族を待つ犬の姿は健気だ。どの犬も一心不乱に、スーパーの入り口を食い入るように見つめている。多くは不安げな表情だ。しっぽを後ろ足の間に入れ込むようにするのも不安の表れ。まるで飼い主に捨てられたかのようになんとも心細げな顔をしている。カメラを向けても最初は必ずといっていいほど無視される。


しかし時間とともに、どうにか打ち解けてくれたのか、カメラ目線になってくれる。無類の犬好きなのだから、いつかは絶対に心が通じると固く信じる私。なので、こっちを向いてくれた時の嬉しさは言葉にならない。なんと単純な私(笑)。


この子も最初はぷいっとあっちを向いたまま。


そしてついにカメラ目線。ついでにナデナデ攻撃にもありついて幸せ(^^)/.。


このワン子はなかなかしぶとく、カメラ目線ゲットできず。残念。さすが、飼い主への忠犬度の誉れが高い柴犬ならではと納得。でもとても可愛いコでありました。


101匹わんちゃんでお馴染みのダルメシアン。この子も最初は無視。スーパーの出口に視線は釘付け。「おかあさん(おとうさん)早く帰ってきてぇ〜」と訴える目。


そして、ついにカメラ目線。どーよ、私の犬好きオーラはなかなかのパワー。オーラが放つ微妙な感覚的刺激はよそのワン子たちに芳香となって届いているとしか思えないようなカメラ目線ゲットの確率!またまた単純な私(笑)。


スーパー以外でも今年はワン子との出会いが。これは白浜のビーチで。友人の棟上式で出かけた時。


そして、昨年に引き続き、今年の「犬大賞」を授与するなら、絶対にこの子。7年前まで住んでいた借家近くの犬。まさに7年ぶりの再会。あまりの懐かしさに目が潤んだ。名前はタビーちゃん。

今の家に越してからもタビーちゃんの話は聞いていた。元気にしているらしいよ、と。近所の犬にお腹を噛まれたという大事件も耳にした。とても心配だったが元気になったと聞いて安心したものだ。もう15〜16歳だとか。私の知るタビーちゃんは毛が黒々としていたが、今はごま塩の毛。お婆ちゃん犬になったタビーちゃんも可愛くて愛おしい。飼い主さんとも久しぶりにお会いして話ができた。帰りにお米まで頂戴してしまった。この場を借りて「ありがとうございます」。

今年出会った犬猫たち、出会ったことのない犬猫たち、私が知っている犬猫たち、どの犬猫たちも健やかで幸せな2011年になるよう、心から祈ります。

冬の楽しみWinkingLaughHappy

私は冬が嫌いではない。夏との比較では冬の方が好きなぐらいだ。そして、冬の焚き火は楽しいひとときである。今月の初め頃の強風で杉の枯れ枝がたくさん敷地内に落ちた。レーキングの出番だ。寒いこの季節のレーキング、実はこれも嫌いではない。暑い夏はやる気が起きないだけでなく、蚊よけ対策も万全にしないといけない。その点、この季節は蚊に刺される心配もない。レーキングをしている間に身体もポカポカ暖まってくる。


日が短いこの季節。午後2時前からレーキングを始めたにもかかわらず、枯れ枝を集めて燃やし始めた頃には日も陰り始めた。西側の山に太陽が沈み始めたなと感じた途端、みるみるうちに辺りは暗くなってきた。私はこのひとときもまた大好きである。ほの暗い中で焚き火を囲み暖をとる。眼下に見える家の灯り。夫はまだ仕事中だろうか。煙草をスバスパ吸いながらキーボードを叩いているだろうか。取り組んでいる今の仕事は苛立のない楽しい仕事だろうか。そしてそうでありますようにと祈る。リビングにいる犬たちは寝ているだろうか、それとも外にいる私の気配を感じて庭に出ているだろうか。そろそろエサの時間のはずだからと耳をそばだて、私が降りてくるかどうかを今や遅しと待ち構えているだろうか。

こんな思考を巡らすひとときは心を温かにしてくれる。いい気持ちである。暖のひとときが終わった。さ〜て、夕食は何を作ろうかな。


今年、我が家の「清見みかん」が豊作となった。しかも初の豊作。昨年までは2個や3個程度の実りだった。聞く所によると、今年は一般的に「みかん」が不作だという話だ。”乱れ実り”か?

この清見みかんは10年以上前に植えたもの。土地を購入した後、苗を10本以上購入したのだが、水やりの問題などもあって残ったのはこの一本のみ。ダメにしてしまった清見みかんたち、ごめんなさい(汗)。


清見みかんを植えた理由はこれ。みかんジュースのため。清見みかんは大ぶりなのに皮が薄い。甘みも比較的強いのでジュース向き。マシーンを使って余す所なく絞りきる。絞り立てのみかんジュースはたとえようのない美味しさ。濃縮還元100%、手絞りなんとか、ホームメイドなんとか、良さそうな100%果汁ジュースは色々と売られているが、かなりの差があると言っておこう(^^).。デパ地下のドリンクバーのジュースは、果肉を混ぜて濃い味を演出しているが、それすら紛い物に感じられる。5〜6個で1リットルほどのジュースが絞れた。ごくごくっ。御馳走さま(^o^).。

清見みかん植えの発案者は夫。シャンパンをオレンジジュースで割る「ミモザ」。ジュースだけでなく、ミモザも目的だったようだ。日曜の昼下がり、ミモザを飲むひととき。後は昼寝、でしょうかね(笑)。


さしずめ、ミモザのお伴はセグロイワシといこうかな。魚に詳しい人の話では、セグロイワシは今が一番美味しい時期だそうだ。生食で食べるなら12月から1月にかけてのセグロイワシに限るとか。

よしっ!ということで作ったのは、さばいて塩水で洗ったイワシをワインビネガー、ニンニク、ハーブ類を混ぜ込んだ液でマリネしたもの。冷蔵庫で一晩寝かす。お皿に並べ、とっておきのエキストラ・バージン・オリーブオイルをたっぷりまわしかける。ほど良い酸味、ニンニクとハーブの味と香りが上手い具合に染み込んでいる。オリーブオイルの海に浮かぶイワシをフォークで刺し、オイルをソースさながらにたっぷり付けて口に運ぶ。あー、美味しい!!

そもそも青みの魚である「光り物」に引き込まれてしまうタイプの私。イワシ、アジ、サバ、サンマ、どれも大好物であるだけでなく、スーパーで見かけるとついつい手が出そうになる。生食が合うというセグロイワシとはまた出会いそうな気がする。ちなみにダイヤモンドやゴールドの光り物も大好きな私だが、こちらは魚の光り物のように衝動買いは出来ない(笑)。


冬至のゆず風呂にならってみた。我が家のゆずは残念ながらまだたくさん実をつけるほどに至ってはいない。そこで、地元産のゆずを購入。お風呂の開き戸を開けると、ゆずの良い香りがふわぁーっと立ちこめた。年齢が進むとともに「よっこらしょっ」と湯船に入るのが常となった。温かい湯とゆずの香りに包まれながら、冬の風呂を楽しむ。感謝の念が湧き出るときである。

この冬、風邪もひかず、健康で過ごせますように。

失敗を恐れず、失敗しても前向きにWinkingHappyLaugh



ここ何年も言われていることに、「子供たちが危ない」がある。いじめ、殺人など、”大人なみ”の凶悪事件は後を絶たない。世の中が悪い、いや親が悪い、学校が悪い、などなと批難の矛先はそれぞれの罪のなすり合いに転じる。

だが一方、特に教育ママ・パパに育てられたわけでもないのに、ごく普通に学校生活を終え、自分を見つめて将来像を描き、ごく普通の暮らしをする若者たちも多い。凶悪事件を起こす子供達よりもこちらの方がもっとずっと数は多いのだ。

また、中には幼少時からしっかりと自らの未来を見つめる子供もいる。16歳の最年少で公認会計士試験に合格した高校生もいる。新しい分野は苦手だと言い切る彼は、数字大好きっ子でコツコツ派を自認。最年少合格のための勉強時間を捻出するため、高校は通学ではなく通信制にしたぐらいの念の入れようだ。

はてさて、危ない子供達、という事実の側面なり奥底に広がっているのは、もしかしたら「危ない大人達」なのではないか。30代から60代ぐらいまでの”大人たち”と話す機会が多い私。その対話の中で感じるのは、危ないというより「もろい」と言った方がいいかもしれない。宅配便のワレモノに貼る「fragile」よろしく、「壊れ易い大人たち」が増えているような気がする。

「壊れ易い人」と「壊れにくい人」、両者の差は何か。敢えてビジネスの場面に当てはめるならば、「壊れ易い人=失敗を恐れる人」、「壊れにくい人=失敗を恐れない人」と言える。

心理学者バーナード・ワイナー (Bernard Weiner)が提唱する「達成動機付けの帰属理論」は、まさに上記の二者を表したようなセオリだ。

「成功をしようとする行動」と「失敗を避けようとする行動」、人は通常この反発する2つの行動を持つ。ワイナーは、成功と失敗の因果関係の要素を、「能力」「努力」「課題の難易度」「運」の4つで示した。

成功志向の強い人は明らかに前者で、失敗を恐れず、成功すれば自分の努力を褒め、失敗したとしても努力が足りなかったのだと即座に反省する。自分の能力にあった課題を選び、運に頼らず突き進む。

一方、失敗を回避しようとするタイプの後者は、成功してもそれを自分の努力というよりは運が良かったのだぐらいに止めて成功の分析をせず、失敗した場合は因果関係を自分の先天的な能力不足にもっていく。失敗後に自己責任が問われることを回避する傾向があるため、無難な課題を選ぶ。あるいは失敗しても言い訳が通るからということで超難易度の高い課題に挑戦することもある。

東京で時々カウンセリングのようなことを行っているが、「自分がよくわかっていない」というようなタイプの”大人たち”に出会うことが多くなった。自分の力量、つまり能力を見極めることもできない大人が、理想ばかりを述べ、転職を望む。望む職は自分の能力に見合ったものではなく、あるいはやってみたいからというよりも失敗を避けるための無難な選択なのだ。年齢を聞くと30代。時には20代も。なんともネガティブなモチベーションをこの若さにして持っている、ということに驚く。

かつてはその彼らも「普通の子供」だった。先の最年少公認会計士試験合格のような「神童」を目指す必要はない。でも、普通に、ごく普通に「大人への階段」をのぼる際、何かが、何かが崩れ、「普通の大人」には違いないけど、「ネガティブな普通の大人」になってしまったのだろうか。こういう大人たちが作る空気こそ子供達に悪影響であると感じる。

ガラスのお抹茶椀でWinkingLaughHappy

スライドショー「ふぉと逍遥」を更新しました。今回は紅葉が中心です。我が家の近隣の紅葉ばかりですが、こんなに美しい中に住まわせてもらっている有り難さを感じます。


12月に入りましたね。師走とは言いますが、先生でなくとも気忙しい気持ちにさせられます。11月30日と12月1日の違いは大きいです、はい。

そんな中の某日、結婚記念日に温泉へ行ってきました。といっても車で30分程度のところ。海鮮バーベキューと個室風呂のセットをランチタイムで。実は、去年の記念日も温泉でした。こちらもまた車で1時間以内の近隣。ただし、去年はお料理がいまいち。お風呂はまあまあ、かな。ブログに載せるためにカメラまで用意したのですが、少々落胆が過ぎて、そのままに(悲)。

今年はブログに載せてもよし、という程度には満足しました。上の写真は個室のお風呂です。近場でランチとお風呂という記念日コース。さて、来年はどこにしましょうか。


最近はまっているお抹茶(^^).。
オーダーもののお抹茶椀を作っていて、せっかくだから、私用にも、ということで。先日来客があった時にお出ししたのですが、その後もあの甘みと苦みがクセに。お点前など気にせず、全くルール無しで、ただお茶を点てます。お茶の量も時にはカフェオレなみに入れて飲みます。表面に盛り上がった泡はまるでカプチーノのようになることも(笑)。キラキラと輝くガラス器のお抹茶椀。金箔の豪華さも手伝ってうっとり。目にも美味しい。